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映画 風が… [えいが]

小説「風が強く吹いている」の映画化作品、本日公開初日。
早速、観に行きました。






箱根駅伝を目指す、10人の大学生のお話です。
三浦しをんさんが直木賞を受賞した後すぐの作品。
原作を読み終わった時、私の机の前に涙をふき、出てくる鼻水をかみつくしたティッシュの山ができていたことを今も覚えてる。


これが実写した作品になってほしいという願いと、実際に箱根駅伝のように撮影とかをできるのだろうかという思いが読んだ直後にあったけど、現実に映画になったのを観て誠に感動しました。
10人がみんなはまりにはまっています!
双子も、王子も、ムサも、キングも。
初めて顔を見る役者さんもいますが、本当に寛政大学の学生さんだ、と入りこんで観ました。
上映の途中で「グスッ」と鼻水をすすっている音を聞きました。
みんな、感動してるんだなぁ…と思いつつ。


駅伝の練習するシーン、アパート(あおたけ)の近くを走るとことか、合宿での走りとか、ジーンときました。
予選会のシーンも。
駅伝当日の2日間は、さすがに原作の重厚さは求められないとは思ったけど(10人ひとりひとりの心象風景を丁寧に書きこんでいるから)、それでも臨場感とあの2日間で10人がどんどん人間として成熟していくところが上手く表されていて…。


原作で私の大好きな、風呂に入るムサが湯舟に映るお月さまを手ですくうところ、ハイジさんがニラの耳の後ろをかいてあげて、ニラが気持ちよさそうに目を細めるところ(うちのピカチュウも耳触りが大好き)がなかったのが残念だったけど、私が監督でも映像では表現しないかもしれないと思いなおしながら、観てた。


原作を読んだ後、このブログに書いたかもしれないけど、会社でとなりに座ってたソフィーちゃんと、配役のキャスティングごっこしたんだった。
映画化の話はまだ出てなかった頃。
今回ビンゴ!だった人が3人もいらっしゃったのでした。

双子、ジョージとジョータが斉藤慶太・翔太さんたち。
ムサがソフトバンクの上戸彩ちゃんの黒人のお兄ちゃん(今回、ダンテ・カーヴァーさんという名前を覚えた)

数週間前、仕事先の人と、この映画の話になった時、配役を話したことがあってね。
予想が当たったんですよ!と鼻をふくらませて話したら、「それは僕も考えました」と言われた~
そうなのか…。


ソフィーちゃんはハイジの役をエリックにキャスティングしてくれたのが忘れられないんだ、私。
走君はつまぶき氏。
王子は堂本光一さん(映画の役者さんは少し似ていたと思う)
ニコちゃん先輩は荒川良々さん。
葉菜子ちゃんは蒼井優ちゃん。
ライバルというか毎年、常勝チームの監督に特別出演でビョンホンシ。
って話してた時が最高に楽しかったな。


映画のユキや神童は本当にイメージ通りの人だった。
大家さんで監督さんの津川雅彦さんもぴったりだった。
ハイジと走君も、はまってたなぁ。
走君は絶対に長距離選手だよ、この人は!と思っちゃったくらい、走り方がきれいで。


原作と映画、ともに充実を味わえました。


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