探せない理由は

 

このブログをはじめて、どれくらいの月日が経ったのか。

最初のブログを見てみると、２００６年。

１７年。

１７年経ったのねぇ。

 

 

 

 

 

驚くばかりであります。

その前は「さるさる日記」というので書いていた。

最初のころは定期的に「今日の出来事」やら「映画の話」やら「好きなこと」について綴っていた。

頻度も定期的だった。

その頃から今日まで、ここで私が決めたことはひとつ。

タイトルをわかりづらくつける、ということ。

映画を見てもそのタイトルをそのままつけない。

おいしかった食べ物の名前やメニュー名をタイトルにしない。

どこに行っても、何をしても、ダイレクトに地名や事象を書かない。

これ、どうしてかというと、「検索してここに来た」ということを極力なしにしたかったのです。

めちゃくちゃ後ろ向き、後退、引きこもりなブログ。

見られてなんぼ、知られてなんぼな世界ということは承知しているのだけど、その逆をいくブログなのでありますね。

その昔、私も「私ってこんな人なんですよ～」「聞いて、こんなことがあったのぉ」「これがおいしかった～、ここが楽しかった～」という人間でした。

リアル世界ではそういうところも持ちあわせているとは思う。

でもでもですね、この文字が多いばっかりのこんなブログ、流行らないくらいはわかっておるのです。

写真を多用、文字は１行書いたら、結構なブランクがあって、スクロールしたら次の写真と１行というほうが読んでもらえることも知っています。

なんでか、それができなくて。

書いておきたいことをいろんな方面から書きたい。

誰かが読まなくてもよし。

そして、少々、引っ込み思案。

なので、検索に引っかかるダイレクトな言葉はできるだけ避けたタイトルをつけて１７年。

しかし、２つ前のクライスは、なんとなくタイトルにしてみたくなった。

「好きっ　大谷翔平選手」とか「スタバに行きました」とか「平日のスカイツリー」とか、いつかタイトルにしてみたいのだけど、「クライスがおいしかった」という思いと思い出を読んでほしくなった。

そんな気持ちになった自分に驚きつつ、拙ブログはまた続いていくと思いますので、よろしくお願いいたします。