夏の冒険 [つれづれ]
初めてのことを経験してきた。
ひとり呑み。
赤ちょうちんの揺れる店に入り、お酒を飲んだ。
長い間生きているのだけど、一人で飲むの、実は初めてだった。
記念日に制定してもいいかも(笑)
あ~決して寂しい中年女ではないですよ!(ここは笑うとこだよ!)
ひとり呑みのよかったところ。
これだ!と思うつまみを思う存分吟味して注文できるところ。
焼き鳥を食べに行ったのであります。
前にも書いたけど、私は串にさして焼いたお肉を常々とってもとっても美味しいものだと思っております。
焼き鳥を考えた人に感謝状をあげたいと思っているほどだ。
ひとりだとね、頼んだものを全て自分で責任もって消費しないといけない。
だから、じっくりと選んだ。
ねぎま
ぼんじり
トマト
(全部、塩で)
以上を頼んだの。
全てがすばらしく美味しかった!
幸せを感じつつ、完食しましたよ。
もうひとつよかったところ。
店の人が意外にも気を遣ってくださるということに気がついたの。
常連さんって感じでマスターと親しく会話をしているお嬢さんや、夫婦さんなどの間でひっそりとサワーを舐めていたわけだけど、まぁひとりだし、大人しくコップのしずくを指遊びしてテーブルで模様書きなんかしている私にちらっちらっと視線を向けてくださる。
この人はどんなことを望んでいるんだろうかと心の中でサーチしている感じ。
おトイレの場所を尋ねたり、別のおつまみを追加したりするとそれはそれは丁寧に応対してくれて、話の継ぎ穂を見つけてくれる。
店にいる間はとにかく楽しんでってくださいよ、って想いがひしひと伝わってくるのでありますよ。
私はとてもいい店に入ったとも言えるのかもしれないよね。
ひとり呑みのちょっと辛かったところ。
話し相手がいないこと。
おしゃべりしながら飲むのが、いかに楽しいのかというのを思い知らされましたね。
もう数カ月愛読書になっている文庫本がカバンに入っていたので、そんなの広げてた(「二十四の瞳」を読みつつ、ねぎまを食べる)
もうひとつは美味しいおつまみも、全部いただくとお腹パンパンになるってこと。
たった三本の焼き鳥でギブなんて。
人がいればいるだけ、いろんなもの食べられるし、いつもよりたくさん食べたりするのにね。
お会計だって、あれだけ食べたのに一人分だとこんなにお安いの?なんて会話をしたりね。
まぁ、ひとりっていうのは不経済ですわな。
あと、体調もあったのかもだけど、酔いが早く回ってちょっとびっくりした。
ひとりだから、しっかりして帰らないといけないと思っていたのに、サワー半分でかなりフラフラしてたので。
ちょっと恥ずかしかったけど、早めにウーロン茶を頼んで酔いを冷ましてた。
写真が撮れないことも!
これも慣れなのか?
つまみの写真を撮りたかったのだけど、どうしても勇気が出なかったのです。
はぁぁぁぁ、私の馬鹿。
今までどこでも無邪気に撮っていた自分は何処に???
最後に。
帰るタイミングが非常に難しいことに気づく。
初めてだったからだと思う、これは。
慣れればなんてことないと思う。
でも、立ちあがるタイミングを無駄に計ってて、店出た時、むちゃくちゃ疲れた。
初めての体験、妙な達成感を持って帰りました。
私にもできた!って感じです。
実は祝杯をあげたいと思うことがあったのでした。
ニモは夕ご飯はいらなかったので、衝動的に出かけたのでした。
これからは一人で飲んでいる老若男女に優しい自分になれそうな気がしています。
いいことあったのね(^^)
よかったよかった。
一人呑み、私は未経験だけど、
なんかそのむちゃくちゃ疲れた感、伝わってきただ。
私は勇気ないから、家で一人呑みしてるわさ~。
by ひよ (2012-08-17 03:03)
ひよちゃん
眦を決して、行ったんだよ~
私が、お酒をたくさん飲めればまったく問題はないのだろうけど、
よわっちいから、いろいろ逡巡しながらも、行く時は行くぞ!とね。
結構楽しい経験だったと思うよ!
トマト串は一押しで美味しかったよん。
今度、作ってみるから、うまくいったら試食してください<(_ _)>
by 結心 (2012-08-17 23:37)