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音楽に恋をする [うた]

「流し」を初体験しました。
もう、すっかり大人です(笑)

ここで毎月7のつく日に流しをしているバンドの演奏を聴きに行きました。
私のイメージする流しはね、バタヤン(←このお方を知っている人は、このブログにいらっしゃるのかな)がギターを抱えてどーもどーもみたいに居酒屋もしくはスナックに現れる。
そこでリクエストされた「大利根月夜」を歌って拍手を浴びる…
こんな感じです。
そしてイメージにかなり近い感じで「流し」を楽しんできました。

お目当てのバンドは「フラチナリズム」。
現在、八王子を拠点にしている4人組(ボーカル、リードギター、ベース、ドラム)。
インディーズバンドです。
来年5月にメジャーデビューも決まっているんだって。

このバンドのボーカルの方、モリさんの声にやられたのです。
私の得意な「声を何かにたとえる」でいうと、「布団の中からサイダーこんにちは」(最大級の褒め言葉です)という感じ。
布団は【温かい】っていうことです。
温かくてくるまりたい感じ、そして声量がすごくある。
さらに言葉がはっきりしている。
この「温かい」「声量」「言葉はっきり」は、私にとっては最高の贈り物。
サイダーっていうのは、【刺激を受ける】っていうイメージです。
のどを過ぎるときの炭酸の刺激が大好きなのであります。
初めて聞いた時、なになに?!って思いました。
CNのヨンファ君を初めて聞いた時の衝撃に似ているかも。
声の素敵な人はそれだけで何かをとてつもないものを持っている気がする…


先月の終わり、このバンドのコンサートに行き、すごーーーーーく感動したのです。
強さと明るさがみなぎっててステージを駆け回って歌う姿に元気をもらいました。
私は若々しいと思ってみてた(でも何かにつけて自分たちはおじさんだとおっしゃる。30歳前後みたいだけど、けっしておじさんではないと思う)
バラードも聞かせます。
突き抜ける楽しさがある一方で、何かしら物悲しさを背負っているイメージも持ちました。
その後、家でCDを聞いて聞いて。
普通の言葉がこんなに人の心を揺らすってすごいと思って。


また聞きたい、どこに行ったら聞けるの?
まだデビューしていない人の歌が気になったのは生涯初。
するとこのバンドの5月にあったコンサートに行かれ、8月のコンサートを私に教えてくれたチングから「流し」をやっているとこにいけばよいのよ~と。
そんなわけでチングさんと出かけたのであります。

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この方々です(ブログ掲載の了解、とらせてもらいました)
この写真はまだ左や下があってそこには歌を楽しむお客さんがたくさん写ってます。


超超近い、もう手をのばせばフラチナさんが…というほど近い場所で歌っていただきました。
おばちゃん、感動。
泣いちゃった。
ハンカチなくておしぼりで涙、拭いちゃった。
名曲「幸せのキセキ」を至近距離で聞いた日、決して忘れません。
布団&サイダー声の振動が空気を伝わるあの感じ、すばらしいもんだね!
ストレートな思いと歌が空間を包むんだ。
ギターのイケメンさんのアコースティックな弦の響きにもドキドキしました。
この方、とっても指が美しくて、コード押さえる左手とかき鳴らす右手の指をガン見したぜ。
眼福とはこのことであります。
もう一曲、チングさんの好きな曲も歌って、私たちの場所から移動。
次に歌った場所も近く、さらに楽しめちゃうのも流しのいいところ(笑)
リクエストをじかに伝えるのもなんかすごい。
今から演奏する本人に話しかけちゃうのもすごいや。

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臨場感がすごいのだ(カットしたけどたくさんの人が聞いてらっしゃいます。ぼかすやり方知らなくて)
近いだけに、心臓で風船がはじける(意味がわからん)

ほかほかな心になって店を出たら、外は秋でした。

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食べたもの。
お通し。
湯葉にくるまるエビその他。

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手羽先ピリ辛揚げ。

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アボカド、まぐろ、アボカド、まぐろ、アボカド、まぐろ、アボカド…
わさびマヨソースがとっても美味しかった。

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ちくわとみょうがの和え物と肉じゃが。

お店のママさんもよいお人でした。

素敵な時間をありがとうございます!


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