謹賀新年2017

本年も何卒よろしくお願いいたします。
今年が幸せに満ちたすばらしい年になりますようにお祈り申し上げます。

実家に挨拶にいって帰ってきた一月二日です。
暮れのある日、ウリオンマ（実母）から電話あり。
来年の元旦はそちらにもいかないし、うちにも来ないでと言われました。
なんやそれ?
昨年、約束した後に調子が悪くなったため、プレッシャーがあるらしい。
じゃあ三が日のどこかで行くよ、それならいいでしょ?と話して電話を切りました。
ニモにそのことを話して「あんたたち、初めて二人で正月を迎えなさいって言われた」と告げる。
すると「じゃあ暮れに一度行きなさい」とニモ。
なので大みそかに一人で行ったわけです。
ビーフシチューと「食べれば北京ダック」（平野レミ様のレシピ）を届けにね。
オンマって食べ物の好き嫌いが激しいのです。
そしてどうやらタンパク質が不足しているようなのです。
肉はオンマが食べられるものの中でかなり好物なジャンル（でも豚肉はそんなに好んで食さないよう）。
料理が苦手な娘（ほぼ好き嫌いなし。あんなに偏食な親から生まれたのが不思議なほどなんでも食べる）がやっとの思いで作ったもの。
訪ねると、何で今日来たみたいに言われ…
元旦じゃなくても正月に来るって言ってたからとかなんとか言われて、ニモが行けっていうから来たとこっちもごにょごにょ言って。
結構真剣に作ったんだけど（料理不得手なんでとにかく作ったことが大切なオレ）ちょっと肩透かしで帰ってきたわけです。
その後電話が来て、正月にも来いと言われた。
なのではいわかりましたということで本日二日、ニモと行ってきまして先ほど帰宅しました。
おかずたちは結構気に入ったようで。
まぁいいかという感じです。

じゃあ元旦はどんな日になったかというと、1日しか仕事を休めないというサービス業に従事するニモの知り合いさんが我が家にやってきました。
偶然だったけどもう一人共通の知り合いさんも合流。
そしてここでも私は作った。
[食べれば北京ダック]をね。
去年のクリスマスごろに平野レミ様がテレビでパーティーに向く料理を十種類くらい作ってた番組で観た。
クリスマスはこれにしよう!と作ってみたら、あらあら私、これ大好きな味だ、となって。
そしてオンマに作り、元旦にも作り。
知り合いさんお二人は男性ですが、詳しく作り方を尋ねられました。
ん?なぜそんなに詳しく聞くのじゃろと思っていたらおうちに帰って奥さんや子どもさんに作ってあげるためだっていうのでびっくりぽん。
以前、これもテレビかどこかのサイトで観た鍋を作ったことがあったのです。
それを食べた二人、おいしいですと言ってくれたので調子に乗って簡単ですよ、こうこうです、って話したらふたりとも家で作ったんだそうで。
私が発明した料理なら天にも昇る嬉しさだけど、そうじゃなかったけど高尾山に登ったくらいうれしかった。
ちなみに鍋は白菜、豚肉、白菜、豚肉、白菜、豚肉をミルフィーユ状態にしたものを鍋に入れて水と昆布いれて煮るもの。
最大の特徴は真ん中にカマンベールチーズをまるごと一個埋め込むこと。
超簡単で超おいしい鍋です。

食べれば北京ダックも鶏もも肉を焼けばよし、のもの。
たれも簡単でこれがまたおいしい。
平野様ありがとうと思った。
短い期間に三回同じの作ったのって私的に初めてでした。

というわけで2017の始まりはいつもとはちょっと違う趣であります。

さて昨年は前半、今世紀最大レベルでズドンと落ちておりました。
気持ちもそうだし、行動も。
やったことにはっきりとした結果を求めてしまう傾向にあるのだけど、まぁ～なにもなさない日々でした。
初夏くらいから少し風の向きが変わったかなと感じ、秋にはかなり違う己に向き合う時間ができたと思う。
そしてその流れは止まらず、少しずつだけど進んでいます。
もう歩けない～疲れた～としゃがんでいたのが強めのウォーキングもしくは軽めの競歩になってるイメージ。
それでいい、それがいいと私のハートがつぶやいている。
私を引き上げてくれたのは友人たちの言葉と行動です。
これがなかったら昨年はもっと沈下していたと思う。
有形無形、有言無言のさまざまな形でフラットあるいはマイナスになっていた気持ちを奮い立たせてくれました。
感謝しているのであります。
それでもまだもぐっている感あり。
浮上目指して気張ります。

昨年の目標…
忘れてしまった…
今年は「意志を持つものに力あり」ってのにしようかな。
意志の強さがやり遂げる力になるっていうフランスの諺なんだそう。
ふにゃふにゃな意志の持ち主ではあるのですが、多少硬めにチェンジしてみます。

発信の方法が光の速さで変わっている時代。
ブログのスタイルもどんどん変化していて私自身の気持ちも変わっているし変わっていくし。
頻度も申し訳ないくらい飛び飛びだけど…
それでもホームはここなので、書いていきます。
ずっと訪ねてくださっているお目にかかったたことのないお方さまも
リアルな友達の皆さまも
これから偶然にもここを見てくれるかもしれない未来の読者さまも
謹賀新年
本年もどうぞよろしくお願いいたします。