音楽と６人のチカラ

風邪がひどい状況であることだけは確かであった。
しか～し！
私は自分で風邪をひいていないことに決めた。
それが約１週間前のこと。
風邪をひいてはいられないのだ。
私は行動する女にならなければいけないのだ。
と、思って前に突き進んだ。

６日、会社を早退して名古屋へ。
シナの日本コンサートの初日です。
シナ６人のコンサートはシナを好きになってから初めて。
平日の名古屋ということを深く考えずに、チケットを申し込んだ私です。

 

 

初めてづくしで、口が半開きだった（と思う）。
次々と知っている曲が登場し、涙がいっぱい。
夢じゃないんだ、ホントにいるんだ、目の前にエリがいるんだ…とさらに涙が加速していきます。

シナのラッパーとしてのエリ。
かっこええ…。
地球以外の星の人に胸張っていいたい「こっちには、エリがいるんだぜ」って。
そんな気持ちになる。
髪型には唖然としました。

８日。
さいたまスーパーアリーナ。
盛り上がる盛り上がる。
シナも一回目とは違って、緊張が解けたみたいな、のびのびとしてるような気がした。
２回目なので、こちらもゆとりを持って見られた。
全員、まっしろの衣装に身を包んで登場するところがあった。
初日の時、この場面が気に入ったので、じっくりと拝見。
いすを使ったダンスがすごくかっこいい！
白い衣装は６人ともそれぞれ少しずつデザインが違う。
エリは燕尾服みたいに裾が長くて、これがまた、お似合いなの。
いすの周りを左手を斜め上にあげてまわる振り付けのところが、最高に美しい表情なのでした。
その衣装で「Ｔ．Ｏ．Ｐ」を歌うんだけど、初めて見る私には６人が白鳥にみえた気がした。
今回は、友人との参戦のため、涙～というより、一緒に歌って踊って、感想を言い合って、笑顔で楽しみました。
髪型は名古屋とまったく同じということに驚きました。

９日。
さいたまスーパーアリーナ２日目。そして最終日。
メンバーも最終日というのを充分承知しているみたいで、サービス満点！
誰かの名前を連呼、ダンスをさせるまで呼び続けるところなんて、最高にたのしい！
エリもかわいいダンスを披露（あれがｔｅｌｌ　ｍｅ　ダンスかなぁ…）
トークもたくさん。仲いいことがものすごく判るのだ。
観客をノセるのも上手で、彼らも楽しそう。

花道で、ひとり、ラップをするエリ。
左手を感情を表そうと動かし、時に、ヒザを曲げたりして、リズムを取ってて、目は鋭く輝いてて。
なんていうのかなぁ…神々しさを放ってるようにみえたよ。

 

終わりなんだ…と思うと涙がまた出る。
でも、楽しくて笑って、一緒に歌って、踊って。
気がつくと「エリ～！」と叫んでいる私。

２回目のアンコールをするんだ！とわかった瞬間、自分でも驚くくらいきゃーーーー！って叫んだ。
結心、はっきりいって真正アジュンマです。
でも、喜びに、勝てませんでした！

今、目をつぶるとですね、６人で花道に並んでて、口角が上がって微笑み途中の感じのエリの顔がはっきりと浮かびます。
白いジャケットにジーンズ姿。
観客を見つめる目が優しいです。
あんな顔を観たのは、実は初めてで。
忘れたくなくて、薄らぎたくなくて、ぎゅっと目をつぶってしまう、今日の私でした。

 

風邪をひいてないことになってたんだけど、叫んだこともあり、今、声、枯れてます。
最終日に参戦した友達は、それはそれは私の体調を心配してくれて、セーターの背中にホカロンはってくれて、セキが出ると黙って背中をさすってくれて…。
私のシナメンみたいです…感謝でいっぱいです。

シナは、ヨンウォニ（永遠に）シナでいてね！
そして、また、６人で歌ってくださいね。
書いていると、また、涙がでてくるなぁ。