夏雲と私 ソウルの街で２ バス停を訪ねる

メーンのチルウとの時間が終わって最終日。
行きたいところと買いたいものを考えて、地下鉄でまわることに。













５月に光オンニ、春オンニと来た時、ケセラセラのロケ地、ナクウォンビルを訪ねた。
テジュ（エリ）とウンス（チョンユミちゃん）が歩いた廊下、テジュのドア、ウンスんちの玄関の袋（多分、牛乳か新聞入れ）、ポッポしたエレベーター、アパート入口を訪ね、ドラマの中に入ったような気分だった。
帰国報告会（チングに）した時、バス停のことを聞かれた。
４話で朝、ウンスに酒臭いぞ～とかいいながらアパートを出てバス停まで行く２人。
その後、今日の夜は暇？（前におごると言ってたテジュ。昨夜のクッパじゃおごり足りない、夜に食事に行こう）と誘うバス停には行った？と聞かれる。
はっ？！
バス停…。
忘れてた。

というわけで、チルウのツアーでケセラ・バス停も訪ねちゃうぞと計画。
さらに、ロッテマートに行き、明洞へ移動してホテルに戻るコースを考えた。
地下鉄初心者にしては乗り換えも多く、それぞれの駅でどこの出口に出るかを間違えるとややこしことになりそうなので、綿密に地図で確認しながら寝た。

ケセラのバス停へは２つの駅を候補にした。
どちらも少し歩くとアパートに着く。
アパートのそばにあるインサドンで小物が見たいので、安国駅で降りることに。
２号線の駅三駅からまずは教大駅、そこから３号線に乗り換えて１２駅。
前日に添乗員さんが、何気なく話してくれたソウルの地下鉄の話がすごく役に立った。
駅には３ケタの数字がついているのだけど、一番最初の数字が○号線を表していること。
そのあとの数字がそれぞれの駅を表しているということだった。
この話を聞いたあとだと、乗り換えの時にどの線に乗ったらいいのかがよくわかるのだ。

３号線に揺られている間が一番長い。
日本の地下鉄とほとんど変わらぬ風景。

安国駅で降り、インサドンへ。
まぁうすうす予想はしていたけど、ほとんどの店は開店前だ。
前回たいへん気に入った店もやってなかった。
ここで韓国らしい小物たちを見つけられないとないのは困ったなぁと思って歩いているとやっているところを発見。
でも店番のアジョッシは居眠りしてた。
ガサガサ入っていったら起きてくれた。ほっ。


そこを出て、ナクウォンアパート前へ。




前回は行かなかったアパートの裏側に歩いていく。
旅の前、４話をおさらいした。
バス停のシーンではエリの向こうにナクウォンビルの青い看板が見えるので、それを頼りに歩く。
酒臭いと言いながら歩いた横断歩道が目の前に。





その先にご飯に誘うバス停が！
う、うれしいや。
あっという間にみつけられた。
平日の朝、通勤にバスに乗り込む人が多い。
ここかぁ。
エリもここから会社に行ってたんだなぁ。

チルウの興奮とケセラの余韻がまぜられシェイクされて身体に浸透。
訳わからないなりそう。

でもバス停で深呼吸して、現実に戻る準備をした。
私も明日、こうやって会社に通うんだ、と言い聞かせた。