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12月のナミダ [たいせつ]

パソコンのある部屋、冷凍庫みたい。
なので、リビングに移動して書いてます。


そうだった…
暮れに行ったLBHの舞台の感想を書いてなかった。
もうかなりボケボケの記憶だけど、少しだけ。

司会者がいないLBHさんのステージって一体どんな感じなのかなぁ…
始まるまでの一番大きな関心ごとだった。
始まったら、私、最後までこの世界にすっぽりと入り込んでいた。
映画撮影の現場を再現した最初のシーン。
LBH氏は2役のようで、ついたて風の2枚のボードが舞台上で交錯するたび、追う役と追われる役の衣装をチェンジして、姿が現れるとその衣装の役を演じる趣向。
撮影終わって片づけの場面でモップを手に掃除する老人もLHBさん。

新鮮だなぁって思ったのです。
ファンの前に立つスタイルっていうと、一番多いのではないかというのがくじで当たったファンを舞台に上げてクイズや料理や味見や握手をするやつがあると思うの。
でも、俳優の彼らしいよね、演技を見せてくれた。
私がこの前に会えたのは昨年2月の「悪魔が見た」のプレミア試写会。
その後すぐに、ハリウッド映画の撮影のために韓国を離れたあの方。
長い間留守番していたペンに、演技で応えるのが一番彼が表わしたかったことなんじゃないかと。
元気でしたよ、頑張ってきましたよ、と報告してくれているみたいだった。

その後、楽しいシーンを経て、たくさんの楽器を演奏する時間が。
サックス、素敵でした。
メガネをかけて演奏してね、という妹さんの話は半分は理解できそうな気もしたけど、メガネなしだってまったく問題ないとあそこにいた全員は思ったでしょう。

短編映画風の後半、展開に驚きと悲しみがあり、ただただ画面に見入る。
私たち日本のこと、ここに住む人のことをこんなにも思いやってくれる人っているんだろうか。
いい人にめぐりあったと、常々考えていることを再び確認する。

上を向いて歩こうの時の涙、どうしたのよぉ?何故泣いてるのよぉ?と聞きたくなった。
LBHペンになった史上、最も良席で見た今回(花道突端からそれほど遠くない席)、涙はそりゃあもうはっきりと見えたんだ。
泣かないで、と思った。
実は私、今回の公演で彼を観に行くのはお休みにしようと考えていた。
だけど、撤回。
手紙も書いてきてくれたんだけど、これがまた泣かせる言葉がたくさん。
いつもそばにいます、というような意味のことを前回手紙を読んでくれた時にも読みあげていたけど、今回も変わらず口に出していたLBHさん。
その誠実な思いに応えないと。
私の残りの人生、一緒に歩まさせてくれ~と思う。
エリもヨンファ君もトキメいちゃったんだもん、しょうがない、おんなじくらい応援します、と暗い客席で考えてました。

私の隣の方はちょっと自慢の入ったおばちゃんだった。
その人の言葉に真面目に答えていたそのまた隣のお姉さんがいたんだけど、ホントに大好きみたいで、ワクワクドキドキ、お目目キラキラで舞台を楽しみにしていた。
私は自慢おばを飛び越えて、お姉さんと話したくて仕方なかった。
全部の公演に行くと言っていたのが聞こえたので、心の中で黙礼&拍手しました。

ひとつのところに安住せず、より納得のいく演技をするんだ、という強い意志を実行に移すLBHさん、素敵です。
その気持ちを継続して持ち続けているところが、心からすばらしいと思います。


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