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ドラマチックな初訪問 [たべもの]

松屋に行きました。
初めて行きました。


プルコギ定食を食べるためであります。

何故、松屋なのか。
美味しいものの情報を交換しあう友に教えてもらったのだ。
実は、松屋に行きたいと思うメニューがもう一つある。
「シュクメルリ定食」なるものを食べてみたいと思っておるのです。
本日はプルコギに的を絞っての訪問でした。

初の券売機に苦戦。
生卵つきってやつが出てくるのだけど、私は生卵はいらないって思っているのに、いらない選択はできないのをわからず、何度か最初に戻るを押してしまう。
生卵なしにはできないんだなぁって思ってそのままお金入れて出てきた食券受け取って下がったら行列できてた。
ごめんなさい、パッパとできないおばちゃんだったよね…

お昼時でめちゃ込み。
でも回転率がよくて、空席がほどなくできていく。
ベスポジともいえるカウンターの一番端に座って自分の数字の呼び出しを待つ。
カウンターは目の前にも人が座る構造だけど、顔の高さに間仕切りのようなものがあって目があって困っちゃうってことはない。
すりガラスみたいで圧迫感もない。
顔部分以外は目の前の人の料理が見える。
その向こうの壁にはってあるプルコギ定食とシュクメルリ定食のポスターをながめる。
今日はプルコギに全力投球する予定なので、写真をじっくりと見る。
すると生卵をキムチに代えられるとかいてあるではないですか!
これだ!これにしようと思う。
が、もしかして券売機上にそういう選択ができるところがあったのか…と不安になる。
もーホントにもたもたおばちゃんなんだからぁと、自分が嫌になってくる。
私の数字より後の数字が呼ばれていくので、何かシステムを間違えたのか、ますます不安になる。
プルコギはできるまでの工程が多いのかも…などと思いをめくらせているうちにできたことがわかるアナウンスがあった。
店員さんに今からキムチに代えてもらえますか、と聞いてみる。
店員さん、一瞬びくっとされたので、あぁぁぁまずいことを聞いてしまった…と後悔。
でもすぐに上司に聞いてくれた。
上司も承諾してくれた。
う、うれしかった。
晴れてキムチの小皿とともに、べスポジの席に戻る。
私の前の顔が見えないお客さんは女性。
そのとなりは男性の連れ。
夫婦かカップルなんだけど、女子のテーブルにはシュクメルリ定食が置かれているではないですか!
注力予定のプルコギの前にシュクメルリ。
気を散らさないぞ!


mt2.jpg


ハジメマシテ、プルコギさん。
これからあなたを粉骨砕身、いただきます。
って私と女子の間の溝に数多の調味料が「ワタシを使ってください」という風情で並んでいるのを発見する。
サラダにゴマドレ、ゆずのドレッシングを少し追いドレする。
いただきます。
プルコギのお肉を一枚、玉ねぎ、にんにくの芽をごはんにオン。
キムチを一辺さらにオンして下からごはんをすくい上げたチームプルコギを何回も何回も美味しく食べました。
味変として、焼き肉のたれ、ポン酢を足してみたり、紅ショウガをキムチの代打として使ってみたり。


私がプルコギと楽しく過ごしている間、シュクメルリも少しずつ消費されていく。
女子はお連れの方のメイン料理(肉なんだけど、お連れの食べているものは見えなくて)とシェアされているので、美味しいねとかの会話が聞こえてくる。
そしてシュクメルリについて衝撃の一言を聞く。
《本場のには、これ入ってないみたいなんだよね》
お箸でつまんだものはサツマイモ。
シュクメルリにはサツマイモが入っているという初めての情報を知る。
シュクメルリと対決する際に注意深く探っていこうと決意する。


友達情報だとごはんの大盛りが無料とのこと。
キムチに代えたいなど別のことで頭がいっぱいで、ごはんのことを忘れていた。
するとシュクメルリ女子の茶碗をお連れの方がさりげなく持って席を立つのがわかった。
ほどなく戻ってきた茶碗には白米が美しく盛られていた(このお連れ様、女子をお姫様のように扱ってたなぁと今、思う)
こ、これは…
何度も来ている体を装い、茶碗を持って席を立ってみた。
数歩歩くと炊飯器が見えた。
店内で定食を召し上がる方に、お代わり自由です、と書いてあった。
ココロの中で炊飯器に頭を下げてシュクメルリ女子と同量くらいの白飯を盛る。
私のプルコギはまだお皿半分残ってるんだもん。

堪能した。
それ以外どんな言葉があるだろう。
松屋、ありがとう。
今まで来なくて申し訳なかった。
いろいろあったけど、これからは足しげく通うよ。
うますぎて馬になった(せんえいじゃしゅ。リスペクトしております)


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